『対人援助学マガジン』第26号発行!
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発行日 2016年9月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
【編集長から】
第7巻第二号(通巻26号)をお届けする。新しい顔ぶれ、創刊時からの息長い連載者、20代から間もなく70才までと、多様さに充ちた執筆陣は、対人援助という概念を幅広くとらえているからだ。
事情でパスの方、いただいたモノがマガジンの枠内で対応できず掲載できなかった方もあるが、とにかく継続は力なりで、又一冊だ。
連載中の複数の方達が、お店で言うならリニューアルオープンを摸索されている。かくいう私も、「蟷螂の斧」とタイトルした大枠の中で、(1)続・家族理解入門(2)トークライヴ2001
(3)次の一歩と並行形式を採用している。連載において、どれも未完結のまま、新しいモノが開始されるなど許されなさそうだが、こんな書き方もこのマガジンならではである。
だが、考えていただきたい。人生はそういうものではないか?一つが終わって、次のことが始まってきたか?前のことが終わってから、新しい何かが生まれたか?
つまり、そういうことである。このマガジンは、通常の雑誌概念寄りではなく、人生寄りなのだ。煩雑、複雑かもしれない。しかし、新しい。
この新しさも又、対人援助学マガジンだからこそ許される、豊かさの一端だと考えるのだが、いかがなものだろう。