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発行日 2015年9月15日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎
【編集長から】
年4 回、22冊目の編集である。マガジンを発行することは私にとって、生活の一部になりつつあるから、やらなければならないとか、締切に追われてという感覚はない。
お正月が来るとか、GWだとか、誕生日だとか、そんな感じに近い。定期的なものだから、他の用件を前後に調整しながら、年4 回の編集時間枠を確保する暮らしだ。
同じく10 年近く引き受け続けてきた家族心理学会のニュースレター(年二回発行)編集は、今年度末で交代して貰うことにした。あちらは1000
人規模の学会の、前任者から引き継いだもので、それなりの約束事がベースにある。だから原稿依頼もしなければならないし、同じ人ばかりが書いているのは、いかがなものかという懸念もある。印刷物発行だからコストも配慮していた。
その点、この全記事連載物、web発行のかたちをとると、そういう心配が一切ない。連動して、ワガママな企画やトライアンドエラーもしやすい。
私自身あちこちで、ますます、やりたいようにやる自由を持たせて貰っているので、その結果元気だ。生活者としても、子ども達は皆、独立し、夫婦二人の暮らしである。年齢的にも、そういう時期に入っている。
ところが、編集員の二人(千葉・大谷)は、何もかもが真っ直中である。仕事のノルマをこなし、自主的研究や多様な役割を果たし、同輩との関係もこなす。
その上で、年四回、この時期には分担の原稿の編集作業を果たす。自身の原稿締め切りがあり、遅れる原稿の打診もしながら、ほぼ期日通り発行の季刊誌のスタッフとして機能する。
こういう仕事を使命のように果たし続ける人に、様々な恩寵が降りてくるのは必然だろう。二人の若いお父さん達の人生が、ますます充実し、次世代育成に公私ともに励むのを嬉しく見ている。
| 対人援助学マガジン 第22号 | |
|---|---|
| ■全ページ(215ページ) | |
| ■各ページ(執筆者) | |
| 表紙 | |
| 目次 | |
| ・ハチドリの器5 | 見野 大介 |
| ・執筆者@短信 | 執筆者全員 |
| ・知的障害者の労働現場22 | 千葉 晃央 |
| ・臨床社会学の方法(10) | 中村 正 |
| ・ケアマネだからできること22 | 木村 晃子 |
| ・街場の就活論 vol.22 | 団 遊 |
| ・カウンセリングのお作法 | 中島 弘美 |
| ・映画の中の子どもたち『きみはいい子』(21) | 川崎 二三彦 |
| ・コミュニティと集団精神療法(2) | 藤 信子 |
| ・続・家族理解入門1 | 団 士郎 |
| ・学校臨床の新展開
21 |
浦田 雅夫 |
| ・学びの森の住人たち(16) | 北村 真也 |
| ・福祉系対人援助職養成の現場から 22 | 西川 友理 |
| ・先人と知恵から(10) | 河岸 由里子 |
| ・生殖医療と家族援助(7) | 荒木 晃子 |
| ・日本のジェノグラム(9) | 早樫 一男 |
| ・きもちは言葉をさがしている 第21話 | 水野 スウ |
| ・七日参り | 竹中 尚文 |
| ・これからの男性援助を考える 第20回 | 坊 隆史・松本 健輔 |
| ・ノーサイド禍害と被害を超えた論理の構築(18) | 中村 周平 |
| ・男は痛い!第16回「ペコロスの母に会いに行く」 | 國友 万裕 |
| ・援助職のリカバリー(15) | 袴田 洋子 |
| ・周旋家日記(15) | 乾 明紀 |
| ・トランスジェンダーをいきる(14) | 牛若 孝治 |
| ・役場の対人援助論(14) | 岡崎 正明 |
| ・十代の母という生き方(12) | 大川 聡子 |
| ・電脳援助(12) | 浅田 英輔 |
| ・講演会&ライブな日々(4) | 古川 秀明 |
| ・Journey to my PhD@York in イギリス | 浅野 貴博 |
| ・養育里親~もうひとつの家族~10 | 坂口 伊都 |
| ・周辺からの記憶8 | 村本 邦子 |
| ・病児保育奮闘記(7) | 大石 仁美 |
| ・ラホヤ村通信(5) | 高垣 愉佳 |
| ・知的発達障害の家族の日々(4) | 大谷 多加志 |
| ・連載第3回 対人支援点描 | 小林 茂 |
| ・連載第二回 「あ!萌え」の構造:序論 | 齋藤 清二 |
| ・連載第二回 海の向こうにでて見れば | 石田 佳子 |
| ・連載第二回 清武システムズ | しすてむきよたけ |
| ・連載第二回 そうだ、猫に聞いてみよう | 小池 英梨子 |
| ・編集後記 | 編集長&編集員 |