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マガジン62号

対人援助学マガジン
『対人援助学マガジン』第62号発行!

A4/308ページ
発行日 2025年9月17日
発行者 対人援助学会
編集長 団 士郎

 毎年のことだがマガジンSeptember号は、八月下旬から九月上旬の編集になる。それは東日本大震災家族応援プロジェクトの実施時期と重なる。
 その結果、編集作業を東北の旅先ホテルですることになる。今年も15年目の福島遠征最中に、白河市、福島市、大熊町の夜のホテル自室でキーボードを叩いていた。
 東日本大震災は2010年にマガジン創刊直後の2011年3月だから、あれからずっと続けてきたのか・・・と、しみじみ振り返ったりする年齢になった。
 長期化すると何であれ、マンネリだ、専有だ、世代交代を!等と一般論を吹聴する人に会う。ところがそういう人に限って、何も長続きさせることのできない人だったりするから苦笑いしかない。
 長い時間をかけて定着しているものの中に、継続の秘訣は含まれている。それを共有できる次世代の人たちは皆、知らず知らず学んでいるものだ。全く同じものが続く必要などない。その時代に必然の形で、持続展開するモノの継続力を信じている。

対人援助学マガジン 第62号
全ページ(308ページ)
 
■各ページ(執筆者)
 表紙
 目次
   
 ・ハチドリの器 見野 大介
 ・執筆者@短信 執筆者全員
 ・付け加えることができる価値は何か?(8) 千葉 晃央
 ・臨床社会学の方法(49) 中村 正
 ・カウンセリングのお作法(44) 中島 弘美
 ・晩年DAN通信+木陰の物語を詳説する 団 士郎
 ・幼稚園の現場から(62) 鶴谷 主一
 ・福祉系対人援助職養成の現場から(62) 西川 友理
 ・ああ、相談業務(22) 河岸 由里子
 ・帰ってきた心理学の縦横無尽(3) サトウタツヤ
 ・きもちは言葉をさがしている(57) 水野 スウ
 ・生殖医療と家族援助 荒木 晃子
 ・路上生活者の個人史(16) 竹中 尚文
 ・スポーツおじいさんになりたい!(6) 國友 万裕
 ・発表!役場の対人援助論的、要注意ワードランキング(1) 岡崎 正明
 ・臨床のきれはし(30) 浅田 英輔
 ・発達検査と対人援助学(21) 大谷 多加志
 ・講演会&ライブな日々(44) 古川 秀明
 ・療育手帳の向こう側(4) 坂口 伊都
 ・周辺からの記憶‐東日本大震災家族応援プロジェクト‐(48) 村本 邦子
 ・精神科医の思うこと(38) 松村 奈奈子
 ・馬渡の眼(18) 馬渡 徳子
 ・蜘蛛の糸(5) 柳 たかを
 ・心理コーディネーターになるために(19) 山下 桂永子
 ・そうだ、猫に聞いてみよう(36) 小池 英梨子
 ・先人の知恵から(49) 河岸 由里子
 ・うたとかたりの対人援助学(33) 鵜野 祐介
 ・ああ結婚(35) 黒田 長宏
 ・PBLの風と土(34) 山口 洋典
 ・接骨院に心理学を入れてみた(33) 寺田 弘志
 ・現代社会を『関係性』という観点から考える (34) 三浦 恵子
 ・保育と社会福祉を漫画で学ぶ(29) 迫 共
 ・「余地」―相談業務を楽しむ方法―(31) 杉江 太朗
 ・統合失調症を患う母とともに生きる子ども(12) 松岡 園子
 ・原田牧場Note(20) 原田 希
 ・私の頭の中のまだエンピツ(4) 川畑 隆
 ・応援、母ちゃん(22) 玉村 文
 ・HITOKOMART(21) 篠原ユキオ
 ・川下の風景(18) 米津 達也
 ・こころ日記『ぼちぼち』 脇野 千恵
 ・スクールソーシャルワーカーの仕事(3) 高名 祐美
 ・一語一絵(19) 畑中 美穂
 ・対人援助をリブートするこの一冊(32) 高山 かおり
 ・新・島根の中山間地からWork as Life(5) 野中 浩一
 ・ヨミトリとヨミトリ君でご一緒しましょ!(13) 高木 久美子
 ・理事長のひとりごと(2) 鳴海 明敏
 ・現象学としての書道(12) 櫻井 育子
 ・コソダテノシンリ(10) 中谷 陽輔
 ・教室の窓から 來須 真紀
 ・社会科の授業を対人援助学の視点から(10) 内田 一樹
 ・ある看護科教員のアタマの中(9) 山岸 若菜
 ・人生は対応のバリエーション(10) 宮井 研治
 ・けふばあちゃんからの手紙 乾 京子
 ・心理臨床における多重関係を考える(4) 本林 友梨
 ・森で出会えば(3) 田中 千晶
 ・地球と宇宙の文化心理学(2) 土元 哲平
 ・編集後記 編集長&編集員
 ・対人援助学会第17回大会のご案内 大会事務局
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